土地の選び方

土地の選び方。土地を買うには事前調査・事前準備が重要です。

土地の選び方>土地を選ぶときに重視すべきポイント


土地はその性質上、動かすことができないので、その選び方が非常に重要となります。
なぜなら、実際に買う前であれば、無数にある土地の中から、ご自身の使用目的に合致した土地を、いくらでも選ぶことができますが、実際に購入したあとでは、その土地が希望にそぐわないことが発覚したとしても、ご自身の希望通りの土地に変化させることはとても難しいからです。

ここでは、土地を選ぶ段階で重視すべきポイントについて述べてみたいと思います。
ここで、新しく購入する土地が、その使用目的を達成する基準を満たす場合、それを「理想的な土地」と定義するなら、理想的な土地を手に入れるためには以下のような点に留意すべきであるといえるでしょう。


その土地は、法律や規制に準拠しているのかどうか確認してみて下さい。
一般的に「土地を買ったけど、法規制のせいで思うような建物を建てることができない」という理由の多くは、市街化調整区域であった、建ぺい率や容積率のせいで、思うような間取りの建物にすることができなかった、セットバックのせいで何も建てられない敷地ができてしまった、などです。


購入しようとしている土地の水はけについても確認しましょう。
その土地の性質や立地状況、地盤や地下水などの影響で、水はけが悪いことがあります。
その土地の地盤の固さにも注視しましょう。購入予定地の地盤が緩かった場合、新たな工事をしてその地盤を強固にする必要があるかもしれませんし、思うような建物を建てることができなくなる可能性もあります。一般的に、近くに川や湖、畑や田んぼがある場合、地盤が緩い傾向にあるといわれています。また、埋め立て地である場合、水はけが悪かったり、液状化現象が発生する可能性があったりします。


さらに留意点として、その土地に上下水道管や送電線などといったライフラインが整備されているのかも重要です。もしそのような整備がなされていない土地であれば、新たに費用をかけて整備する必要が出てきてしまいます。

そして、日本特有の問題にも留意する必要があります。日本は湿気が多い国です。
また、地震も多い国です。購入した土地に住宅を建て、その耐久性を高めたいと考えるのであれば、土地を選ぶ段階で、これらのことに対応する必要があります。湿気対策としては、日当りと風通しが共に良いことが理想的です。
両者が悪いと住宅にカビが生えてしまい、耐久性を低めてしまいます。

一般的に、太陽光線というのは東から南の方角から差し込みますので、当該方角が開けているケースが理想的であるといえます。また、地震については、地盤の固さや傾斜地の有無が影響します。
地盤が緩い場合、基礎耐震工事をすることによって対応できますが、それ相応の費用がかかります。地盤が固くとも、付近に傾斜地がたくさんあるような状況では、地震だけでなく台風などの災害時にも、大きな被害が出てしまう恐れもあります。

このように、購入「前」であれば、いろいろな土地を比較・検討することができます。
買ってしまってから後悔しても遅いので、購入前に十分検討することをお勧め致します。

土地の選び方、30項目





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